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からふるに関わるキッカケ

からふるなどの社会支援団体を応援していると、キッカケは何だったのですか?と聞かれることがあります。
自分自身の今を作る原点とも言えるので、あらためて振り返ってみたいと思います。

私が障がい者支援団体「からふる」を初めて知ったのは、2008年4月のことでした。からふるの発足に関わっていた起業家先輩の、坂上たかおさんからその話を聞いたのが初めでした。

 

当時の自分は、アフィリエイトやHP作成、SEO代行など、インターネットを使った集客や売上アップをして、やっと一人で食べていけるくらいになっていた頃です。

起業して2年、独立して稼ぐことに自信を持ちつつも、あらためて仕事にやりがいを考えていました。自分の仕事内容について、やりがいはありつつも、何か足りない感じがしていました。

からふるを坂上さんから紹介された当時は、そんな心境だったので、からふるのことをキラキラした目で説明する坂上さんに、この人をここまで熱く語らせるものは何だろう?と興味を惹かれました。

自分が今感じている不足感が分かるかも知れない、そんな感じがしました。

 

もちろん、からふるの活動そのものも興味がありました。サラリーマン時代は介護関係に携わっていたり、昔から子供好き、絵も好きだったので、障がいのある子どもと接するということですから。

とはいえ、障がいのある子どもたちってどんな様子だろう、と不安を覚えつつも参加したことを覚えています。

実際にアトリエにお伺いしたら、まず、驚きました。誰が障がいがあるかなんて、まるで見分けがつかない。車イスの子はさすがにわかるけど、見た目は普通の子どもと何ら変わらないのですから。

アトリエの第一印象としてそんな風に思いつつ、子どもたちと触れ合ってみようと試みました。でもいざ話しかけようとしても、どうやって話しかけていいか分からない。障がい云々以前に、自分自身、初対面の、しかも子どもにどうやって接していいか分かりません。

子どもたちは子どもたちで、知らない大人が、何か緊張しながら話しかけようとしてるのだからなおさら警戒されます。最初の頃は子どもたちにどう話しかけていいか本当に悩みました。

 

その頃を振り返ると、結局は自分が嫌われるのが怖いと感じていたのだと思います。話しかけても、もしかしたら相手に無視されるかもしれない、期待通りの反応が返ってこないかもしれない、結果、自分が傷つくかもしれない…。

そんな恐れを抱いていました。もしかしたら、私はコミュニケーションの仕方を考え直すためにここに来たのかもしれない、本気でそう思ったくらいです。自分のことばかり考えていて恥ずかしい限りですが、当時は本当にそれくらい思い込んでいました。

子どもたちと接するには、どうしたらいいか?大人も子どももなく、障がい者も健常者もなく、1人の人間としてどう接したらいいか、をあらためて考えました。

相手の名前を呼ぶ、主語や目的語を省略せずに話す、相手の興味が何かを探りながら、会話の糸口を探る、など。最初はおっかなびっくりだったけど、徐々に子どもたちとも話ができるようになりました。

 

話をしていて一番印象深かったのが、子どもたちは本当に自分の感情に素直に生きているということ。ありのままの自分で生きています。対して自分はどうだろうか?やる気が出ないながらも生活のために仕事をする日々。

自分が今、何を感じているかもよく分からない、自分の内なる声も聞こえない。何となく楽しくないのは分かっているけど、何かが欠けているような気がする。自分に正直に生きる子どもたちを見ると、自分こそ何かを欠落しているのではないか?と思うくらいでした。

 

そのとき急に、自分が感じていた不足感の正体がハッキリと感じられました。お金を外した状態で自分にとって何が喜びかを必死に考えていたので、自分が何を大切にしたいか、分かったのです。

自分にとってのやる気のもとは、「人から喜ばれること、感謝されること」と気づきました。

もちろん生きて行く上でお金を稼ぐことは大切ですが、自分自身がやる気が出ない仕事をしてもちっとも幸せじゃない。なら何が幸せか?それを考えたとき、相手の喜びや感謝に行き着きました。

そこに気づくと同時に、今まで自分がやってきた仕事は決して無駄ではなく、むしろその経験があったからこそ、より多くの人に貢献できると気づけました。

今までの仕事の内容は、インターネットを使って人の流れをお金の流れを作り出すこと。

これまでの経験を活かして、流れが必要なNPO団体や社会的意義のある団体、企業や商品、サービスを広めるお手伝いをすること。

それが自分の使命である、と思っています。

2011/2/6
株式会社 熊野ウェブサービス
森川圭